ゴルフを学んだ環境によってその人のゴルフスイングやコースの攻め方が大きく変わります。
私のアマチュア時代、世界大会に出場すると世界各国から国を代表した選手と一緒にプレーしていました。
風が強く狭いコースが多いヨーロッパ出身の選手は低い球を打つのが上手です。
アメリカなど広くて長いコースが多い場所で育った選手は高い球を打つスイングをします。
硬いグリーンが多いコースで育った選手はグリーンの手前から攻めます。逆に、柔らかいグリーンで育った選手は直接ピンを狙うゴルフをします。
欧米などは日本に比べゴルフ環境が良いので自然とコースでプレーする頻度が増えます。
そういう選手はスイングの形よりもスコアを最優先します。そのため欧米の選手は日本の選手に比べて独特なスイングをする人がいっぱいいます。
日本には美しいスイングの選手がいっぱいいます。コースに出る頻度が少なくなるので、練習場で合理的なスイングを作る時間が自然と多くなります。
芝によっても違います。コーライ芝のような芝目の強いグリーンで育った選手は弾くようなストロークになり、ベントグリーンでは流し込むようなストロークになります。
フェアウェイやラフも同じです。コーライ芝のようにボールが浮く芝では少しアッパースイングになり、ベント芝ではボールが沈むのでダウンブローに打つ選手が大勢います。
もちろん体格によっても違います。欧米人のように上半身が発達している選手は、大きく上半身を使ってスイングをします。
アジア人のように下半身が発達している選手は足をどっしり構えて下半身を大きく使ってスイングします。
スイング面だけではなく内面的な面でも国によって違います。
日本、韓国、中国などアジアの選手はあまり感情を表に出しません。それに比べアメリカ、ヨーロッパなどの欧米人は情熱的で感情をよく表に出します。
その人のスイングやコースの攻め方を見ると、どのようなゴルフ環境でゴルフをしてきたかわかります。
「自分はどういうスイングをしているか」「弱点は何か」「何が得意か」を自身で知っていると上達の近道になります。
